ロシアとウクライナはヨーロッパ最大の原子力発電所に対する新たな脅威を巡ってお互いに非難し合っている。ロシア政府は、この施設(原子力発電所のこと)に対するドローン攻撃の背後にいるのはウクライナだと主張している。
ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は4月8日、ウクライナ南部にありロシアが占拠しているザポリージャ原子力発電所に対する今回のドローン攻撃のことを「たいへん危険な挑発」と呼んだ。ウクライナ政府はロシアを偽情報戦略だと非難した。
国連の原子力監視機関は4月7日、この原子力発電所の原子炉の1つにドローン攻撃があったことを確認した。この攻撃で1人が死亡した。