ジョー・バイデン氏が撤退した。
共和党のライバルであるドナルド・トランプ氏に勝てないのではないかという懸念が頂点に達する中、米国の指導者である81歳のバイデン氏は7月21日、2024年の大統領選から撤退するという電撃発表をした。
11月5日の選挙まであと3ヵ月半となったところで、バイデン氏はカマラ・ハリス副大統領(59)を彼に代わる民主党候補として支持した。
「仲間の民主党の皆さん、私は候補者としての指名を受諾せず、大統領としての残りの任期の職務に全力を注ぐことを決めました」とバイデン氏は自身のXのソーシャルメディア・アカウントで述べた。/ バイデン氏はリホーボス・ビーチ(デラウェア州)の別荘で新型コロナウイルスの療養中に発表した。
ハリス候補への「全面的な支持と推薦」を表明した後、「民主党の皆さん、今こそ団結してトランプを倒すときです。共に闘おう」と、Xで述べた。
ハリス氏はXへの投稿で、バイデン氏の推薦を得たことを光栄に思うと述べ、「この指名を獲得し勝利する」つもりだと語った。