国際医療機関の関係者たちは8月15日、スウェーデンでエムポックス(サル痘)の新しい亜種への感染を確認し、その新規感染をアフリカで広がっているまん延に関連付けた。これは、エムポックスがアフリカ大陸以外で広がっている最初の兆候となる。その前日に、世界保健機関(WHO)はこの病気について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。
スウェーデンの保健担当職員たちは記者会見で、感染した人はアフリカにいる間に最近の流行に関連しているエムポックスの「クレードIb」型に感染したと発表した。その人は治療を受けている。