ニュージーランドは11月12日、過去70年間に施設内虐待の影響を受けた数万人の犠牲者と家族に対し、国による異例の謝罪を発表した。
この謝罪は、1950年から2019年までに約20万人の子どもたちと弱い立場にある大人が国や宗教団体が運営する福祉施設から虐待に遭っていたことを明らかにした7月の報告を受けてのものだ。
「それは恐ろしいことだった。心が痛むことだった。それはよくないことだった。そして、それは決して起こるべきことではなかった」と、クリストファー・ラクソン首相はウェリントンの議会で生き延びた被害者と家族に語った。