アメリカのドナルド・トランプ次期大統領は、ポルノスターに支払われた口止め料に起因する刑事裁判で出された彼への有罪判決によって、刑務所へ行くこともその他の刑罰を受けることもないと、判事は1月10日に判決を言い渡したが、トランプ氏の1月20日の就任式は陪審員の評決を抹消するものではないと述べた。
トランプ氏(78)に「無条件放免」を言い渡したフアン・マーシャン判事の判決は、トランプ氏の記録上には有罪の判決を残し、トランプ氏がホワイトハウスに返り咲く試みに暗い影を落とした裁判に幕を閉じた。
トランプ氏は、就任する大統領で初めて、重罪の刑事裁判で有罪判決を受けた大統領になる。