シリアの暫定大統領は2月2日、初外遊を行ない、シリア政府が主要な中東地域の同盟国であるイランから距離を置く姿勢を示唆すると思われる動きの中で、サウジアラビアを訪れた。
シリアの新しい三ツ星の三色旗が、サウジアラビアの国旗と並んで空港に掲げられる中、 アハマド・アル・シャラア大統領はスーツにネクタイ姿で飛行機を降りた。
シリアの暫定大統領は、リヤドのアル・ヤマーマ宮殿で、その王国(サウジアラビアのこと)の事実上の支配者であるムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談した。国営サウジ通信は、両者の会談を「友好国のシリアの安全保障と安定を支える」方法を検討しているものと表現した。