最近、皆様から励ましのメッセージを頂くことが増えてきました。「毎週読んでいます」「役に立っています」というお声を頂くと大変励みになります。これからも「1面記事を読んだらWebの解説講座」という皆様の学習サイクルの確立のために頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
今週の1面は、米最高裁の判事だったギンズバーグさんが亡くなったというニュースです。
まずは、冒頭のSupreme Court Justice Ruth Bader Ginsburg(最高裁判事のルース・ベイダー・ギンズバーグ)という形に注目。固有名詞を説明するには、以下のように大きく分けて3つのパターンがありますよ。
① Supreme Court Justice Ruth Bader Ginsburg
② Ruth Bader Ginsburg, a Supreme Court Justice
③ Ruth Bader Ginsburg, who is/was a Supreme Court Justice
まずは①のように説明要素を固有名詞の前に置くパターン。②は過去に何度か扱った構造です。固有名詞の後にカンマで区切って説明要素を続けるパターン。最後に③はwhoという関係代名詞で修飾するパターン。ただ、このパターンはいたずらに構造が複雑になることがあるので、よほど重要な情報で読者の目を引きたい場合以外には、固有名詞の後ではあまり使われません。