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第31回 【2020.11.13 issue】US presidency hangs in balance after Biden wins Wisconsin

今週はアメリカ大統領選で、バイデン候補がウィスコンシン州で勝利し、当選に一歩近づいたという記事を取り上げます。通常Alphaのようなウィークリー新聞では「結果」の出た話しか掲載しません。日刊であれば途中経過を掲載し、翌日に最終結果を載せることもできるのですが、週刊だと次号の発行までに1週間空いてしまうため、「動いている」話は原則取り上げないのです。ところが、今回は大統領選がまれに見る接戦となり、締め切りギリギリまで1面を空けて待っていたものの印刷直前まで勝者が判明しなかったため、こうした途中経過を載せるという異例の対応となりました。めったにあることではないので、読者の皆様にはむしろこうした珍しい記事の掲載を楽しんでいただければ幸いです

(The 1st paragraph)
On a day of electoral uncertainty and legal action, Joe Biden won Wisconsin on Nov. 4, reclaiming a key part of the “blue wall” that slipped away from Democrats four years ago and narrowing U.S. President Donald Trump’s pathway to reelection.

冒頭On a day of ~で始まり、「~の日に」という意味を表しています。具体的に「何の日なのか」がandでつないで2つ書いてあります。まずはelectoral uncertainty。electoralは「選挙人の(※後ほどご説明します)、選挙の」という形容詞。uncertaintyは、たとえ知らなくても意味を推測したいところ。certain(確信している)という形容詞に、「反対、逆」の意味を表すun-と、名詞を作る-tyが付いています(例:honest〔正直な〕/honesty正直さ〕)。よって「不確定さ」のような意味ではないかと推測できましたか? 2つ目のlegal actionは「法的措置」。何だか穏やかではない言葉が使われていますが、結局この部分は「選挙の情勢が流動的で不安定であり、(トランプ大統領によって)法的措置が取られた日」という意味を表しています。「何だか具体性に欠ける書き方だな」と思われたかもしれないですね。過去に何度かご説明していますが、英文記事の第1パラグラフは、この後の内容の「予告編」のような側面があります。そのため、まずはこのような「フワっとした」書き方をした上で、以降のパラグラフで「不安定さ」や「法的措置」の具体的な内容を書く、という手法をとることが多いですよ。

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