ペッパーミルパフォーマンス
pepper grinder celebration
「コショウをひいて」祝う
2023年3月、野球の世界一を争うWorld Baseball Classic(ワールドベースボールクラシック〔WBC〕)の日本代表に日系人として初めて代表入りした、Lars Nootbaar(ラーズ・ヌートバー)選手の「ペッパーミルパフォーマンス」が注目された。侍ジャパンのチーム内で定着したこのパフォーマンスには、「小さなことからコツコツと継続して進んでいけば良いことが起きる」という意味が込められている。
このしぐさについては、本場アメリカではpepper grinder celebration(コショウをひくしぐさで祝うこと)という表現がよく使われる。grinderもmillも「粉ひき器」の意味で、coffee grinder(コーヒーグラインダー)やcoffee mill(コーヒーミル)でも知られる単語だ。
一方、performanceという英語は、「演技、演奏」や「成績、仕事ぶり」などを意味するため、日本語でいうこの手の「パフォーマンス」とは少しニュアンスが異なる。こういう場合はgesture(身振り)や move(動作、しぐさ)の方が相応しいだろう。実際、pepper grinder gestureという表現も使われる。
このしぐさについては、本場アメリカではpepper grinder celebration(コショウをひくしぐさで祝うこと)という表現がよく使われる。grinderもmillも「粉ひき器」の意味で、coffee grinder(コーヒーグラインダー)やcoffee mill(コーヒーミル)でも知られる単語だ。
一方、performanceという英語は、「演技、演奏」や「成績、仕事ぶり」などを意味するため、日本語でいうこの手の「パフォーマンス」とは少しニュアンスが異なる。こういう場合はgesture(身振り)や move(動作、しぐさ)の方が相応しいだろう。実際、pepper grinder gestureという表現も使われる。
◆例文
St. Louis Cardinals outfielder Lars Nootbaar's pepper grinder celebration took Japan and the world by storm during the World Baseball Classic championship in March.セントルイス・カージナルス外野手、ラーズ・ヌートバー選手のペッパーミルパフォーマンスは、3月のワールドベースボールクラシック選手権で、日本と世界をとりこにした。
◆関連語
・Major League Baseball (MLB):大リーグ、メジャーリーグベースボール・outfielder:外野手
・take ~ by storm:~をとりこにする、夢中にさせる
・high five:ハイタッチ(スポーツ選手などが好プレーをしたときに手のひらを合わせる喜びのしぐさ)
・high ten:両手のハイタッチ(5本の指が両手で2倍の10になるため)