線状降水帯
linear precipitation zone
雨が降る場所は「直線的」
近年、日本の雨が激しさを増すようになり、「線状降水帯」という気象用語をよく耳にするようになった。気象庁は線状降水帯を「次々と発達した雨雲が数時間にわたってほぼ同じ場所に停滞することで作り出される、線状に伸びた強い局地的な雨域」と定義している。
英語ではlinear precipitation zoneと表現されている。linearは「直線的な、線状の」という形容詞で、precipitationは名詞で「降水、降雨」、そしてzoneは「区域、地帯」だ。従って、linear precipitation zoneは「直線的な降雨地帯」といった意味になる。
また、linear precipitation systemという、より専門的な表現もあるようだ。この system は気象用語としての特殊な使い方で、「(気圧などの)配置、状況」という意味になる。low-pressure system(低気圧)などに見られる用法だ。
英語ではlinear precipitation zoneと表現されている。linearは「直線的な、線状の」という形容詞で、precipitationは名詞で「降水、降雨」、そしてzoneは「区域、地帯」だ。従って、linear precipitation zoneは「直線的な降雨地帯」といった意味になる。
また、linear precipitation systemという、より専門的な表現もあるようだ。この system は気象用語としての特殊な使い方で、「(気圧などの)配置、状況」という意味になる。low-pressure system(低気圧)などに見られる用法だ。
◆例文
Linear precipitation zones are bands of cumulonimbus clouds that can move slowly or stop, dumping heavy rain in one area.線状降水帯とは、ゆっくり動いたり停滞したりする帯状の積乱雲で、一つの区域に激しい雨を降らせるものだ。
◆関連語
・rain front:降雨前線・warm front:温暖前線
・cold front:寒冷前線
・high-pressure system:高気圧
・cumulonimbus:積乱雲(cumulonimbus cloudも同じ)
・downpour:激しい雨、豪雨
・"guerrilla thunderstorm”:ゲリラ雷雨(日本独自の用語を英訳したもの)