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外交・軍事

徴用工

wartime laborer

「戦時中の労働者」

2023年3月、韓国政府は日韓関係の懸案となってきた徴用工問題をめぐる解決策を発表した。この「徴用工」にあたる英語については、英文ニュースメディアの多くはwartime laborer、つまり「戦時中の労働者」と表現している。
直訳でconscripted laborer(徴用された労働者)とする考え方もあるが、conscriptは兵役との関連を強く感じさせる単語で、「徴兵する」という動詞として使われることが多い。
また、歴史観をめぐる政治的な立場の違いから、力ずくによる「強制」か法令に裏付けられた「徴用」かという論争も絶えない。ただし、conscriptの語義としては、公権力による強制を伴う点で両者にさほどの違いはない。wartime laborerという少し漠然とした表現は、こうしたイデオロギー論争を避ける目的も含まれていると考えられる。

◆例文

Funds for compensating wartime laborers under Japan’s 1910-1945 colonial rule of the Korean Peninsula would be raised by voluntary private sector donations.
1910年から1945年の日本による朝鮮半島の植民地統治における徴用工を補償する資金は、民間の自発的な寄付によって作られるだろう。

◆関連語

・bilateral row:二国間の論争
・thorny issue:厄介な問題、争点の多い問題
・sticking point:障害、行き詰まりの原因
・apology and compensation:謝罪と補償
・forced labor:強制労働
・comfort women:従軍慰安婦
・colonial rule:植民地統治

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