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社会

ブラック企業

exploitative company

誤解を与えかねない和製英語

日本では労働者を酷使する「ブラック企業」が後を絶たない。悪質な企業では、労働法規違反が発覚しないよう、勤務時間を改ざんすることも常態化している。
「ブラック企業」の英語とは何だろうか? そもそも「雇用者と労働者は対等」という欧米の契約意識のもとでは、不条理な労働条件を強いる日本のブラック企業のような概念そのものが受け入れられない。
とは言え、職場や会社の問題点や不満を表すフレーズは当然ながら存在する。exploitative(搾取的な、略奪的な)を使ったexploitative companyは、「搾取的な会社」としてブラック企業に使えそうだ。また、形容詞toxic(有害な、心をむしばむ)を使うこともできる。toxic work environmentは、「ストレスの溜まる職場環境」として通じるだろう。
いずれにせよ、「ブラック企業」は直訳しない方がよい。blackは「黒人(の)」と受け止められることが多いためだ。もちろんblacklist(ブラックリスト)のような用法もあるが、特にアメリカと日本では歴史的、社会的背景が大きく異なる点に注意したい。

◆例文

The Japanese term "burakku kigyo" refers to an exploitative company where a toxic work environment, including harassment, intimidation and unpaid overtime, has become a norm.
日本語の「ブラック企業」とは、ハラスメントや恫喝やサービス残業などを含む有害な労働環境が常態化した、搾取的な企業を指す。

◆関連語

・overtime:残業
・unpaid overtime:賃金の付かない残業(サービス残業)
・death from overwork:過労死(日本の事情通にはkaroshiでも通じる)
・clock in / clock out:出勤(退勤)時間を打刻する
・fabricate:改ざんする、捏造する
・exploit:搾取する、酷使する
・sweatshop:(汗をかかせて劣悪な条件で働かせる)工場

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