夫婦別姓
separate surnames
名字は「別々に」
夫婦別姓とは、結婚後もそれぞれが結婚前のsurname(姓、名字)を使うことを法制度として認めることだ。現在の民法は、夫または妻の姓を名乗る「夫婦同姓」を規定しているが、男女平等や女性の権利拡大の面からも制度の変更を求める動きが高まっている。英語ではuse/keep/have separate surnames(別々の姓を使う、使い続ける)という表現が「夫婦別姓」にあたる。
「姓、名字」にあたる英語には、surnameの他にもfamily nameやlast nameがある。また、既婚女性の「旧姓」にはmaiden nameを使う。maidenには「乙女の、未婚の」の意味があるためだ。女性に着目しない表現として、birth name(出生名)を旧姓として使うこともある。
これに対する「下の名前」がfirst nameやgiven nameだ。キリスト教文化の国では、一般的にChristian name(クリスチャンネーム、洗礼名)がfirst nameだと考えてよいだろう。
「姓、名字」にあたる英語には、surnameの他にもfamily nameやlast nameがある。また、既婚女性の「旧姓」にはmaiden nameを使う。maidenには「乙女の、未婚の」の意味があるためだ。女性に着目しない表現として、birth name(出生名)を旧姓として使うこともある。
これに対する「下の名前」がfirst nameやgiven nameだ。キリスト教文化の国では、一般的にChristian name(クリスチャンネーム、洗礼名)がfirst nameだと考えてよいだろう。
◆例文
There is a movement calling for amending the Civil Code to allow married couples to keep their separate surnames.夫婦別姓を認める民法の改正を求める運動が見られる。
◆関連語
・married couple:夫婦・spouse:配偶者
・family registry:戸籍
・common-law marriage:事実婚
・Civil Code:民法
・marital bond:夫婦の絆
・gender equality:男女平等
・female empowerment:女性の権利拡大