Test of English as a Foreign Language の略。アメリカで作成されるテストで、アメリカやカナダなど北米の大学への正規留学を目指す人が使うことが多いが、世界各国で通用する。現在日本では、TOEFL iBT テストと呼ばれる、インターネットを利用したコンピューター試験を受けることになる。「Reading」「Listening」「Speaking」「Writing」の4セクションからなり、コンピューターによって自動採点が行なわれる。TOEFL 対策コースを持つスクールや対策用の教材が多く、対策を立てやすい試験の一つだと言える。
International English Language Testing System の略。ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリアの3団体が共同運営している。イギリス・オーストラリア・カナダ・ニュージーランドのほぼすべての高等教育機関で採用されていて、アメリカ留学にも利用できる。「Reading」「Listening」「Writing」「Speaking」の4セクションからなるペーパーまたはコンピューターによる試験だが、Speaking は試験官との面接方式であるところに、大きな特徴がある。ペーパー試験・面接による口頭試験を得意とするのであれば、IELTS が有利となるかもしれない。
● ELTiS
English Language Test for International Studentsの略。アメリカの高校の授業を受けるために必要とされる「聴き取り能力」「読解能力」を確認するテスト。アメリカの高校に留学する際に、このELTiS のスコアが求められることがある。「リスニング」「リーディング」からなるオンラインまたはペーパーによる試験。文法・語法や長文・会話の理解のほか、計算や統計などを含む一般教養問題が加えられているのが特徴。交換留学プログラムなどで、ELTiS の一定以上のスコアを参加条件とすることがある。