中央大学は、「総合政策学部」「国際経営学部」「国際情報学部」という3つの国際系学部を設置。世界に通用するグローバル・コンピテンシーを養成し、伝統の実学教育により身につけた専門知識・技能を発揮するグローバル・プロフェッショナルを育成している。
創設から今日まで135年以上受け継がれてきた「実学教育」の伝統を生かし、中央大学では、多様化するグローバル社会で役立つ“行動する知性”を身につける機会・体験を提供しています。
「総合政策学部」(多摩キャンパス・東京都八王子市)は、「政策」「文化」「外国語」「情報」を4つの柱とし、従来の学問領域を超えて学ぶことにより、物事を複眼的・多角的にとらえ、問題解決を実行する力を養います。授業は少人数制で、双方向参加型。国内外でのフィールドワークも盛んに実施します。英語の授業ではアカデミックスキルを身につけ、すべて英語で行なわれる講義もあります。また、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、ロシア語といったさまざまな外国語を学ぶ機会があり、その国の文化や歴史を知ることも可能です。将来は、商社やメーカーなどで活躍するビジネスパーソン、国家・地方公務員として国際的な戦略を担う人材となることが期待されます。
「国際経営学部」(多摩キャンパス)は、「英語で経営学を学ぶことが、世界ビジネスへの近道である」という発想で起ち上げた学部です。授業の7割以上を英語または中国語などの外国語で実施、卒業に必要な単位のすべてを英語で取得することもできます。1年次の夏期に全員が3~4週間の海外短期研修に参加。在学中に語学研修・企業訪問・インターンシップを体験する機会があります。国際経営に必要な基礎力と実践的な知識を身につけ、将来は企業の海外進出や途上国開発支援などの職務を担う可能性が期待できます。
「国際情報学部」(市ヶ谷田町キャンパス・東京都新宿区)は、国際社会が抱える情報の諸問題を「仕組み」と「法律」の視点で分析・解明し、問題の解決策を論理的に構築する力を養います。グローバルな産業界をリードする実務家たちを講師として招き、実践的な授業を展開します。また、海外ICT事情を学ぶために、アメリカに約2週間滞在し、現地の大学やシリコンバレーに拠点を置くICT企業などを訪問します。卒業後は、官庁・国際機関・マスメディア・IT企業等で情報戦略を行なう人材として活躍することが可能です。
2020年4月には、多摩キャンパスに国際教育寮を新設しました。日本人学生と外国人留学生が共に生活し、多様な価値観や文化・生活習慣に触れ、グローバル社会への理解をさらに深めます。寮内では今後さまざまなイベント、オリエンテーション、ミーティングが予定されており、国際交流実践の場として活用することができます。