前回は「大学合格を目指す高校生のためのAlpha活用術①」と題して、学んだ文法のルールや覚えた英単語などを、Alphaの記事を読む際に「観察」することをお勧めしました。その結果、文法事項や単語の使い方が本当の意味で理解できるようになる、というお話でしたね。今回は、その続きです。
こうした観察の習慣が付いてくると、特にライティングの力が伸びていきます。英語を書けるようになるためには、当然ながらネイティブスピーカーの書いた英文をお手本にするのが一番。その際に、ただ漠然と英文を読むよりも、文法事項や各単語の使われ方に意識を向けて読む方が、より効率的に英語を書く力を向上させられるのです。
ご存じのように大学入試は、従来の「読む」「聞く」だけでなく、「書く」「話す」も加えた4技能すべてをテストする方向へと変わってきています。そのため、ライティングの重要性は、今後ますます高まっていくことでしょう。大量の英文をしっかり観察して、入試を突破できるライティング力を養っていきましょう。
また、書く力を伸ばすには、毎回短めの記事をノートに書き写してみるという練習も有効です。実際に手を動かしてお手本となる記事を書き写してみることで、読んでいるだけは見落としがちな、ネイティブスピーカーならではの英文の書き方が徐々に分かってきますよ。
最後に、高校生読者にお薦めのAlphaのコンテンツを幾つか紹介します。