九州電力は、この業界の収益性に燃料費の高まりが重くのしかかる今、グリーン・トランジション(持続可能性のある低炭素社会への移行)への資金調達を助けるための優先株で2,000億円を発行すると、同社は4月28日に発表した。
日本の電力会社は昨年、新型コロナウイルスのパンデミックによるエネルギー危機がロシアによるウクライナ侵攻で悪化する中、燃料費の高騰に見舞われた。
九州電力の優先株は、「当社の財務基盤を強化しながら、カーボンニュートラルに向けた取り組みと事業成長の拡大のための早期の資金調達を確保する」と、九州電力東京支社の熊懐達夫・副支社長は記者会見で述べた。