東日本の電車の運行会社は6月8日、チャージして使える移動用のカード「スイカ」と「パスモ」について、これらのカードの製造に必要な半導体が不足しているため、販売を一時停止した。
JR東日本などの鉄道運行会社は声明で、世界的な半導体不足によりICカードのメーカーで半導体の確保が難しくなっているため、ICカードの販売は「当面の間」限定されると発表した。
販売の一時中止は、利用者名を表示しない無記名のカードのみを対象とする。利用者は記名バージョンは今後も購入できる。現在のカードを紛失したり、故障のために利用できなくなった保持者は新しいカードを購入できる。