日本のルネサスエレクトロニクスは2月15日、買収意欲の強い自動車半導体メーカーが消費者にデジタル端末デザインの提供を目指し、現金59億ドル(8,860億円)で電子基板設計企業のアルティウムを買収すると発表した。
政府が競争力を改善し、地政学的な衝撃に対するサプライチェーンの耐性を高めようと努める中、この買収により、ルネサスは日本の半導体業界における取引形成と投資の最前線に位置することとなる。
トヨタや日産などの自動車メーカー向けの半導体を製造するルネサスは、回路基板を考案するエンジニアと設計者にデジタルツールを提供しているアルティウムの買収を通じて、機器の設計を提供することを目指している。