小売大手のイオンは、育児休暇を取得した社員に対し、その子どもが最大1歳になるまで100%の手取り給与を補償する制度を今年導入する予定だと、情報筋が2月1日に明らかにした。この制度は、金銭的な不安を軽減し、男性社員が育児休暇を取ることを促すことを目的にしている。
このプログラムに年齢制限はなく、3月からグループ内の約150社に段階的に施行される。初年度には、同社は約2,000人の男女が育児休暇を取得すると予想している。
現在、イオンの女性社員のほぼ100%が育児休暇を取得しているが、男性社員の取得率はわずか15%だ。