東京を拠点とする就職情報サイトのマイナビの調査によると、被雇用者の約3人に1人が以前の職場に戻ることを検討したことがあり、このことは、厳しい労働市場の中で、元社員を今後の社員候補として当てにすることを促す可能性があるという。
7月に発表された調査によると、その理由は、仕事を辞めた後の個人的な状況の変化から、退職した後で以前の職場の良さが新たに分かったことなど、さまざまだった。
元同僚と定期的に連絡を取り合っている被雇用者は、前の会社に戻ることを検討する可能性がより高く、65.6%が前の会社に戻りたいという希望を示した。これに対し、もう連絡を取り合っていない人で前の会社に戻りたいと答えた人は15.8%だった。