タッパーウェアブランズは、かつては人気のあったカラフルな食品保存容器の需要が低迷したことによる膨大な損失に屈して、デラウェア州で9月17日の遅くに破産保護を申請した。
タッパーウェアの人気は、戦後世代の女性たちがエンパワーメントと独立を求める中で、この食品保存容器を販売するために、自宅で「タッパーウェア・パーティー」を開き、1950年代に爆発的に広がった。
しかし近年、このアメリカの会社(タッパーウェアブランズのこと)が小売店とオンライン販売のプラットフォームに同社の製品をもっと多く置いてもらうことに苦戦する中で、売上は低迷した。同社によると、タッパーウェアは歴史的に、独立した販売担当者に同社の製品を動かすことを任せてきたが、その戦略では現代の消費者にリーチできなかったという。