日本のおもちゃ市場は3月に終わった前年度に初めて1兆円を超えた。この高い数値の一つの要因は、外国人旅行客の消費だったと、業界団体は6月8日に明らかにした。
日本玩具協会によると、カードゲーム、ぬいぐるみ、乗り物模型など、そのほかのタイプのおもちゃの売上は、合計9,525億円となり、前年から6.7%増だったという。
自動販売機で販売されている小さなカプセルに入った玩具『カプセルトイ』の売上高は、610億円(35.6%増)となった。
プレイングカードとトレーディングカードの売上は、2,349億円に達し、32.2%増だった。最も売れ行きの良いトレーディングカードはポケモンのトレーディングカードとワンピースのアニメキャラクターのトレーディングカードだった。
「人気アニメまたは漫画のキャラクターの商品の他に、カプセルトイがプレゼント需要を引き出している」と日本玩具協会の職員の藤井大祐氏は述べた。