東京の日本大学の理事長は、12月4日にメディアに向けて語った際、同大学のアメリカン・フットボール部の未来についてあいまいだった。日本大学アメリカン・フットボール部は、ここ数ヵ月の間、薬物事件に揺れている。
11月29日の報道では、同大学はチームを廃部させるとのことだった。しかし、林真理子理事長は報道関係者らに対し、チームを廃部させるかどうか「まだ話すことができない」と述べた。
8月に、警察が同部の寮を家宅捜索し、薬物容疑でチームのメンバーの1人を逮捕した。他の逮捕も後に続いた。
学部チームがこの薬物事件について調査した。調査チームのトップである益子俊志氏は、薬物の使用はチーム内で常習的なことだったと述べた。
林理事長は報道関係者らに対し、同大学は同部の廃部と、競技スポーツセンターの設立を検討していると話した。
同部は、「フェニックス」として知られ、この種目(アメリカン・フットボールのこと)の全国大学大会のトップである甲子園ボウルで21回優勝してきた。