4月25日から7月中旬までの間にベネチアを訪れたいなら、行く前にチケットを購入しなければならなくなる。これは、一日当たりの旅行者数を抑制することを目的とした試みの一環だ。
チケットは1月16日から発売になった。1日券は5ユーロ(800円)かかり、午前8時30分から午後4時まで有効だ。
新たな一日当たりの入場料は、イタリアの祝日である4月25日より施行される。チケットはその後に続く10日間必要となる。その後は、7月中旬までほぼ毎週末必要となる。
チケットなしで入っているところが見つかった人には、50~300ユーロ(8,000~4万8,000円)の罰金が科される。ベネチアングラスで有名なムラーノ島など、ベネチアのより小さな島々には制限は適用されない。
大規模な観光と洪水が、このぜい弱な水の都(ベネチアのこと)にとって長い間、問題になってきた。