パリのオリンピックとパラリンピックでメダルを受賞する人々は、エッフェル塔のかけらを贈られると、主催者が2月8日に発表した。このアイディアは、この大会をフランスのシンボルと結びつけるためのものだと、パリ2024年オリンピック・パラリンピックのクリエイティブ・ディレクターのティエリ・ルブール氏は語った。
金メダル、銀メダル、銅メダルには、中央に六角形のトークン(記章)がある。18グラムのトークン(記章)はエッフェル塔の鉄片から作られている。この鉄片は、過去のエッフェル塔の改修時に出たもので、秘密の場所にある倉庫に数年間保管されていた。
このトークン(記章)は、パリを拠点とする高級ジュエリーメーカー「ショーメ」によってデザインされた。
「パリとフランスの絶対的なシンボルはエッフェル塔だ」とルブール氏は話した。「パリのかけらを選手たちが持ち帰る機会になる」。
5,084枚のメダルはフランスの造幣局パリ造幣局で製造される。パリのオリンピック・パラリンピックは、7月26日から8月11日まで予定されている。