本稿を書いているとき外は35℃で、はっきり言って夏にはもううんざりだ。
私が日本の夏で楽しんでいることはいくつかあって、具体的に言うと、それは花火、お祭り、かき氷だ。耳をつんざくセミの声もまた、妙に心が落ち着く何かがある。
だが、それ以上に、一年のこの時期は圧倒的に私が一番好きではない時期だ。
気候変動により、夏は暑くなる一方で、これがじきに変わるとは想像しがたい。
私にとって最大の問題の1つは、全ての親たちが夏の間に苦労しているのではないかと思うものである:それは、2歳の娘と一緒にすることを見つけるのが難しいということだ。
春、秋、冬は、近所の遊び場で遊んだり、市内でちょっと出掛けたり、時々はテントを設置して公園でバーベキューをして丸一日過ごすなど、私たちはかなりの時間を外で過ごそうとする。
夏はしかし、こうした活動をするにはあまりに暑過ぎて、私たちの健康に危険になりさえしかねない。幼い子どもたちは大人よりも熱中症になりやすいので、私はいつもうちの幼児との活動の計画をするときにはそれを念頭に置くようにしている。
私たちの近所は運良く、近くに公園がたくさんあり、7月と8月には子どもの遊び場がどれほどがら空きかを見るのは実にかなり悲しい光景だ。
同時に、1日中家の中に閉じこもっているのも楽しくない。そこで、私にはこの夏の焼けるような暑さにさらされることなくできる楽しいことを見つけるという課題ができた。ありがたいことに、私は父親になってから最初の数年の夏の間に、いくつかのこつを学んだ。
頭に浮かびやすい最初のアイディアは、カラオケ、水族館、室内の遊び場だ。全て楽しい外出の日になるが、定期的になると、あまり安くは済まない。
時々はこの暑さにもかかわらず、屋外で過ごすのも良い。プールや、噴水などがある水遊び場は、外で楽しみながら涼しく過ごす良い方法だ。海水浴場も、私たちにはちょっと遠過ぎるが、もちろん良い。
木の生い茂る場所のある公園でピクニックをするのも、特に、もし風が少しあれば、実はかなり耐えられる。
それに、太陽が沈み、気温がようやく30℃以下に下がる快適な夏の夕方がある。前述の活動の1つができなかったら、この時間帯は家の外に出て、散歩をしたり、少し自転車に乗ったりするのにぴったりの時間だ。
しかし、どう考えていても、夏は私が楽しむというよりも耐えるものである。
さて、秋まであと何日あるのだろうか?