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  3. 2025.1.17

Graduation卒業

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12月20日は私にとって特別な日だった。その日は金曜日で、午後4時30分前に、私はレッスンを終えてズームでのミーティングを終了する前、私の生徒2人に良い週末でありますようにと伝えた。ただし、この2人の生徒にそう言うのはこれが最後だった。ズームミーティングのメニュー画面で3つの点にカーソルを合わせ、クリックして、このミーティングを削除した。それは、私が会社のフルタイムの従業員として教える最後のクラスだった。

毎週、参加する必要のあるミーティングが約23時間あるというのを想像してみてほしい。それから、これらのミーティングで各回の前に、何を話し合うか、どのようにそれについて話し合うかを計画する必要があるということを想像してみてほしい。これらのミーティングであなたは進行も毎回しなければならない。ミーティングに誰がいるかに応じて、話し方を変えなければならない。たいてい、誰が参加するかは分かっているが、どきどき無断で欠席する人もいるので、始まって10分後にミーティングの内容を変えなければいけないこともある。参加する人の中には、明らかにそこにいたくなさそうな人もいる。しかし、それでもあなたは、可能な限り全員にとってそのミーティングを楽しめるものにする必要がある。私の過去10年の教師生活はこんな感じだった。語学スクールのほとんどの先生たちにとって教えるというのはこんな感じだ。私は仕事をとてもうまくやってきた。しかし、つまるところ、これはとても時間がかかり、心身を消耗させるものだった。

過去10年間の毎学期に、私は約50~70人の生徒を教えてきた。そして毎学期、こうした大変な仕事の甲斐があったと思わせてくれる生徒が少数いた。こうした生徒たちは、新しい単語に気が付き、それらを書きとめ、毎回の授業で新し言葉を使うことに挑戦していた。彼らは自分自身を向上させて、私を毎回何らかの形で感心させた。こうした生徒たちがいることは、モチベーションを与えてくれるものだった。私がこの仕事を始めた主な理由は、人を助けるためで、それは、彼らも彼ら自身を助けた場合にしか可能ではなかった。今年からフリーランスに移行するので、個人で教えることになってもそうした生徒たちを見つけられるよう願っている。

さて、私個人の意欲旺盛な生徒を見つける他に、今後私を待ち受けるのは何だろうか?  まず、自分自身が生徒になる時間を持つことを楽しみにしている。日本では、誰かが会社を退職した際に「辞めた」という言葉ではなく「卒業した」という言葉を聞くことが多い。私はこの言葉が気に入っている。なぜならこの言葉は、私たちはみんな人生において生徒であり、常に何かを学び続けているということだからだ。次に何をするかまだ計画していないが、いつもと違って、何も計画しなくても良いのはなかなか良いものだ。

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