7月3日、日本南西部の九州地方を豪雨が襲い、橋の崩落を引き起こして、熊本市では約36万人の住民に避難指示が出された。
気象庁は九州地方全域で7月4日正午ごろまで豪雨と雷が続くと警告し、土砂崩れや洪水に警戒するよう住民に呼びかけた。
熊本県では、集中豪雨を伴うことで知られる線状降水帯が発生した。 県内の山都町と益城町では、3日朝の1時間あたりの降水量がそれぞれ82ミリと80ミリとなり、いずれも地域の7月の最多雨量を更新した。
地元当局によると、この激しい雨で山都町を流れる小さな川の上にかかった長さ37メートルのコンクリート橋が崩落した。 死傷者の報告はない。
益城町では川が氾濫し、自宅で立ち往生していた男性がゴムボートに乗った消防隊によって救助されたという。