FIBA バスケットボール・ワールドカップ共催国の日本は9月2日、カーボベルデに持ちこたえて80-71で勝利し、2024年のパリ五輪出場権を獲得した。
ジョシュ・ホーキンソンが29得点7リバウンドの活躍を見せた世界ランキング36位の日本は、ワールドカップでアジア1位の成績を収めてオリンピックへの直接出場権を得た。
過酷なグループE の世界11位ドイツ、24位フィンランド、3位オーストラリアと対戦した日本は、沖縄アリーナで行なわれたグループステージ1次ラウンドを1勝2敗で終え、17位から32位の決定戦では2試合で勝利し、通算3勝2敗となった。
「私たちはできるということを世界に示せた」と日本代表のトム・ホーバス監督は語った。「今、誰もが認識する存在になって、知られるようになっている。これは大きな一歩」。
日本がオリンピックに出場できない場合は代表引退も考えていたフェニックス・サンズのフォワード、渡邊雄太は勝利の後、「もしかしたら、今回が(日本代表としてプレーする)最後になるんじゃないかと。みんなのおかげです。感謝しています」と述べた。