天皇皇后両陛下は6月22日から1週間の英国訪問を開始、滞在中に二人が学んだオックスフォード大学を訪問し、国王チャールズ3世との晩さん会に出席する。
両陛下はエリザベス女王が存命中の2020年に訪英する予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のため延期された。
国賓としての今回の訪問に先立ち、64歳の天皇陛下は、1980年代初頭の留学の際に英国王室が示した心遣いについて語った。
「女王陛下を始めとする英国王室の皆さまに家族の一員であるかのような心温まるおもてなしを頂いたことが懐かしく思い出されます」と東京での記者会見で語った。
今回の訪問の正式な目的は、皇室と英国王室の長年の絆を祝い、両国の深い関係を示すことだ。
25日には、バッキンガム宮殿に続くザ・マル沿いに盛大な馬車行列が進み、宮殿で国賓晩さん会が催される。