将棋界の大スター・藤井聡太棋士は6月20日、自身が持つ叡王のタイトルをかけた対局で、対戦相手に敗れた。昨年10月に全王座を獲得してから初めて、8つのタイトルのうち1つを失った。
藤井棋士(21)は、山梨県甲府市で行なわれた彼にとって23回目のタイトル試合で、対戦相手の伊藤匠棋士に叡王のタイトルを明け渡した。
藤井棋士は、終盤でたくさんミスをしたため、この結果は不可避だったと述べた。初めてタイトルを失ったことについて言及して、藤井棋士は、それは時間の問題でしかないので、あまり心配せずに最善を尽くすと話した。