石川県能登半島地方で洪水や土砂崩れを引き起こした豪雨災害から1 ヵ月、県内では400人以上が避難生活を続けている。
県によると一時的な滞在を目的とした宿泊施設に移動する「二次避難」を含め、避難者数は10月18日時点で434人に上った。
被災直後からその数があまり減っていないのは、主に土地不足が原因で仮設住宅の建設が遅れているためだ。
9月21日、輪島市は1時間あたりの雨量が121ミリと過去最高を記録した。気象庁は、1月1日の大地震で甚大な被害を受けた能登半島北部の輪島市、珠洲市、能登町に大雨特別警報を発令した。
豪雨による河川の氾濫や土砂崩れで14人が死亡、1人が行方不明となり、計1,487棟の家屋が被害を受けた。