日本は13年ぶりに2人の新たな宇宙飛行士を認定、米航空宇宙局のアルテミス計画の下、米国人以外で初めて月面に降り立つ宇宙飛行士となるべく両氏は米国で訓練を続けることになっている。
宇宙航空研究開発機構は10月22日、日本赤十字社医療センターの外科医だった米田あゆ氏(29)と、世界銀行上級防災専門官だった諏訪理氏(47) を、1年以上の基礎訓練を経て正式に認定した。
10月23日に東京で行なわれた記者会見で諏訪氏は、基礎訓練を終えたことに安堵の気持ちを口にしたが、これからの道のりは長いと認めた。米田氏は、自身が月に降り立つための挑戦が、他の若者たちが不可能と思えることに挑戦する後押しになることを望むと述べた。
「これから活躍していくだろう若い世代、子どもたちに宇宙の魅力を伝えて、刺激を与えられるような宇宙飛行士になりたい」と彼女は語った。