能登半島は1月1日、建物を倒壊させ、津波を引き起こす強い地震に見舞われた。この地震とその余波で少なくとも475人が死亡し、1,300人以上が負傷した。
最初のマグニチュード7.6の地震は、日本の震度階級で最大の震度7と判定された。震源は輪島市の東北東約40キロ。日本を襲った地震としては、2011年の東日本大震災以降最大だった。
津波警報によると最大5メートルの波が襲う可能性があったが、石川県の輪島港で波は最大1.2メートル程度だったという。
この地震による直接死は245人となった。震災後数ヵ月で、関連死は約230人に上った。死者数は石川県が多く、輪島市と珠洲市に集中している。
最初の地震から数ヵ月で、避難を余儀なくされていた3万4,000人の多くが少しずつ自宅に戻った。