シャンパンをいつどこで開けるか、それはウィンブルドンでは困りものだ。
シャンパンがウィンブルドン名物の生クリームがけイチゴを流し込みやすくするこの最も古いグランドスラム大会(ウィンブルドンのこと)で、7月9日にタイミングを誤った人がいた。
「皆様、どうか、シャンパンを開けようとしているなら、選手がサーブをしようとしているときには開けないでください。ありがとうございます」と、オーストラリアの審判ジョン・ブロム氏は、第3コートの試合の開始直後にアナウンスした。
アナスタシア・ポタポヴァ選手は、微笑み、賛同してうなづいた。第22シードのその選手は、10代のミラ・アンドレーワ選手との第3ラウンドの試合を開始するサーブをしようとしていた。彼女がボールを空中に投げたとき、コルクがポンっと開いて、サーブがサービスボックスを外れた。それから彼女は2度目のサーブで失点し、それから審判の警告が続いた。
オール・イングランド・クラブの敷地内では、ランソンのシャンパンがグラス、ハーフボトル、ボトルで提供されている。
「通常は、実は、私たちはここで買うが、実は自分のを持ち込めるというのはかなりいい。それは、夫が今朝調べるまで知らなかったのだけど」と、サリー州から来た弁護士のサラ=ジェーン・ワトソンさんは話した。