リチャード・ブランソン氏の破産した衛星打ち上げ企業ヴァージン・オービットは5月23日、カリフォルニア州ロングビーチにある本部の大半をアメリカの小型ロケット打ち上げ企業ロケットラボに売却する合意を含め、3,640万ドル(50億円)の資産を売却した後、これを最後に事業を終了することを明らかにした。
熟練の小型ロケット企業ロケットラボは、本社がヴァージン・オービットの近くにあり、5月22日に開かれた競売で、この破産したロケット企業(ヴァージン・オービットのこと)の主要な生産拠点を1,600万ドル(22億円)で買い取る契約を勝ち取った。
従業員に感謝を伝える声明の中で、ヴァージン・オービットは、合計4社の落札者に資産を売却し、事業を終了すると発表した。