日本の厚生労働省は、日本の製薬会社第一三共が開発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを8月2日に承認した。国内で開発されたCOVID-19のワクチンを日本が認可したのは初めてだ。
しかし、その予防接種―ファイザーやモデルナが販売するもののようなメッセンジャーRNAワクチン―は、コロナウイルスの従来株を基にしており、日本国内もしくは他の場所でこのワクチンが使用される可能性は低い。
第一三共は、感染力の強い亜種のXBBオミクロン亜種に対応する別のワクチンを開発している。政府は、XBBを標的にするワクチンを9月から予防接種に導入する予定だ。