海に散らばっているプラスチックは科学者たちがこれまで考えてきたよりも少ないが、そこにあるものは長い間残る可能性があると、新しい研究が8月7日に示した。
このモデリング研究は、25ミリより大きいプラスチックの破片は海洋上に漂うプラスチックの95%以上を占めていると見積もった。海に最も多くあるプラスチック粒子はとても小さいが、これらのマイクロプラスチックの合計量―5ミリより小さいと定義される―は比較的少ない。
『ネイチャー・ジオサイエンス』誌に掲載されたこの研究によると、海を漂うより大きいプラスチックの数が多いことは、海のプラスチックの総量はこれまでに考えられていたよりも「かなり少ない」ということを示唆しているという。