日本は革新的ベンチャー企業のための助成金プログラムの一環として、月探査スタートアップ企業アイスペースに最大120億円の補助金を提供すると、西村康稔経済産業大臣が10月20日に述べた。
東京を拠点とするアイスペースは、2機目の月着陸船を来年打ち上げ、アメリカ航空宇宙局(NASA)が支援する月着陸船の打ち上げを2026年にスタートすることを目指している。これは、今年4月に月着陸船が月の表面に衝突し、同社が最初の月面着陸に失敗した後のことだ。
日本政府の助成金は、2027年までに月の表面に100キロ以上の積載物を運ぶことを目標とする仮称「シリーズ3」という新しい着陸船を開発するために使われると、アイスペースは会社の開示情報で述べた。