研究者たちは11月2日、タイ国立公園にある野生のニシチンパンジーの2つの隣接するコミュニティーを3年間、ほぼ毎日観察しながら、戦争状況において高台の戦術的な使用を記録したと発表した。
丘の上での偵察中に得られた情報は、チンパンジーが敵の領地に襲撃するかどうかを左右したとこの研究は突き止め、これらの類人猿たち(チンパンジーのこと)は、対立のリスクがより低いときにそうする傾向が高くなるようだ。
この研究は、昔からの人類の軍事戦略をわれわれの最も近い近縁種の生物が使用していることを初めて記録したものだと、研究者たちは述べた。