日本の厚生労働省は11月28日、国内で初めて開発され、現在まん延しているオミクロン派生型の亜系統「XBB.1.5」に対応した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを承認した。
第一三共製のXBB対応版のコロナウイルスワクチン「ダイチロナ」は、国の無料COVID-19ワクチンプログラムの下でブースターとして受けられるようになる。
政府はすでに、この製薬会社から合計140万回分のこのワクチンを調達することを決定している。この製薬会社は、COVID-19のワクチンを開発した初の日本企業だ。厚生労働省は、65歳以上の人と既往症のある人にのみ、このワクチンを積極的に推奨している。