ブラジルの地質学当局は11月23日、新種の恐竜を発表した。この恐竜は、1億から1億4,500万年前にさかのぼる白亜紀初期にこの砂漠で暮らしていたすばしっこい動物だ。
研究者によると、新種の恐竜はファーロウィックナスラピダスと呼ばれ、現在のノガンモドキくらいの大きさの小型の肉食動物で、体長は約60センチから90センチだという。この発見は科学誌『白亜紀研究』に発表された。
「発見された足跡の間の距離が大きいことから、古代の砂丘を駆け抜けていたとても足の速い爬虫類だったと推測できる」と、地質学当局は声明で述べた。