アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月9日、イーロン・マスク氏のスペースXやロッキード・マーティンなどの業者が開発上の難題に直面する中で、2026年に宇宙飛行士が半世紀ぶりに月面着陸することが予定されていた月に関するプログラム、アルテミス計画をさらに延期した。
宇宙飛行士が関わるこのアメリカの宇宙機関(NASAのこと)の最初の2つのアルテミス計画は、「難題に取り組む時間をチームにもっと多く与えるために」設けられた延期でそれぞれ1年近く延期されたと、NASAのビル・ネルソン長官は記者会見で報道関係者たちに語った。
アルテミス3は現在、2026年9月に予定されており、その月面着陸ミッションに先行する計画アルテミス2は、2025年に予定されている。