ブラジルは昨年、1日に3件以上の自然災害に見舞われ、記録があるなかで初めて、年間合計1,000件を上回った。深刻な統計は、気候変動が原因であると専門家たちは1月23日に述べた。
ブラジル国立自然災害モニタリング警報センター(Cemaden)は、2023年に1,161件の災害を確認したと発表し、それらは主に洪水と地滑りで、合計死者数は少なくとも132人で、9,000人以上が負傷、7万4,000人以上が住居から避難を余儀なくされたと述べた。
この記録は、2011年に記録を取り始めて以来、この南アメリカの国(ブラジルのこと)で最多の災害件数だった。
Cemadenは、損害額の合計は50億レアル(1,480億円)以上だとした。