コペンハーゲン大学が1月31日に発表した新研究によると、グリーンランドは温室効果ガスのメタンガスについて、放出している量よりも多く吸収しているという。
「2000年から平均して、グリーンランドの氷のない部分の乾燥した場所は、大気中から年間6万5,000トン以上のメタンガスを吸収し、湿った地域から年間9,000トンのメタンガスを放出してきた」と同大学は声明で発表した。
この現象は、「グリーンランドに広がる乾燥した場所が一部の原因となっていて、そこでは大気からのメタンが土壌の上層部に吸収される」と、この研究を率いた地質学者のボー・エルバリング氏は述べた。