1月25日に発表された研究は、外来種のアリがどのようにしてケニアのサバンナに力ずくで侵入し、地元のライオンの狩りを変容させたかを示した。
ケニアの平原のトゲアカシアは、地元のアカシアアリに隠れ場所と食料を提供し、そのお返しにアリは、噛みつくと痛いことを活用して、空腹のゾウがこの木を食べるのを防ぐ。
しかし、約15年前にこの地域にもたらされた外来種のオオアリは、在来種のアリを死滅させ始め、結果トゲアカシアが草食動物に食べられやすい状態にした。
木の覆いが減るにつれて、特にシマウマなどの獲物を不意打ちで襲うために驚きの要素に頼っているライオンは、隠れることができなくなり、シマウマの死亡率が3倍減少することにつながっている。