国連が2月12日に発表した新たな報告書によると、世界の移動性動物の半数近くが減少しているという。
移動性動物の多くは季節の変化と共に異なる環境へ移動し、生息地の損失、不法な狩猟および漁獲、汚染、気候変動によって危険にさらされている。
世界中で移動性生物種の約44%の個体数が減少していることが、この報告書で分かった。国連が調査した約1,200種のうちの5分の1以上が、絶滅の危機にさらされている。
そうした動物たちの移動の中でのいかなる地点でも生息地の損失などの脅威が、個体数の減少につながりうる。