日本の新興企業ポル・メド・テックは2月13日、免疫による拒絶反応のリスクが低く、人間に移植することができる臓器を持つクローンの子ブタ3匹を生成したと発表した。将来の生物種間をまたいだ臓器移植に道を開いた。
この子ブタは、アメリカのバイオテクノロジー新興企業eジェネシスから輸入された細胞を活用して生まれ、臨床試験前の研究用に日本の医療機関に提供されると、同社は述べた。
明治大学から派生したポル・メド・テックは、9月にその細胞をeジェネシスから輸入し、それらの核を卵子に埋め込み、遺伝子組み換えの胚を生成した。それらの胚はその後、クローンの子ブタを生み出すため、母親のブタの子宮に移植された。