小林製薬の紅麹サプリメントに関連する死亡例から業界に動揺が広がる中、日本で「機能性表示食品」のラベルのある約7,000製品のうちの18製品が医療関係者から、その利用者の間で一定レベルの健康被害を引き起こしたとして、110件以上の報告を受けたと消費者庁が4月12日に発表した。
そうした食品を製造するメーカーへ消費者庁が送ったアンケートの結果によると、18製品を流通させている11社は、ほとんどのケースでは、利用者が下痢や発疹などの軽症だったと回答したという。利用者が入院したケースは2件以上あったと、消費者庁は発表した。